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紅太陽 WEB小説

『太陽に恵まれた村〜潮風便り〜』

この夏、大洋村の我が家に、娘が孫を連れて遊びにきた。
海からの潮風と、さんさんと降り注ぐ太陽に照らされたさつまいも畑。
炎天下の中、孫はどろんこになりながら草むしりを手伝ってくれた。
「畑仕事しているおじいちゃんて、かっこいいね」
孫のほめ言葉に、思わず頬が緩む。
初めての『つる返し』も汗びっしょりになって頑張ってくれた。
「ねぇ、どうしてせっかく伸びたツルを反対にやっちゃうの?」
孫の素朴な疑問に、俺はやさしくこう答えた。

「ツルを反対側にやって、土に太陽の光をいっぱい当てると、甘くておいしいサツマイモができるんだ。サツマイモは、太陽からたくさんの元気をもらっているんだよ。」

「そうなんだ〜!おじいちゃんて物知りだね。」
そう言って目をキラキラさせながら笑う孫を見て、まるで太陽のようだと思った。
孫が太陽なら、俺はその太陽からたくさんの元気をもらっているサツマイモだ。
孫の世代、そのずっと先の遠い未来まで、栄養満点のサツマイモで、輝く笑顔と健康を届けていきたい。
輝く孫の笑顔を見て、俺は強くそう思った。

※この物語はフィクションです。
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